EXHIBITION | TOKYO
フィリップ・パレーノ(Philippe Parreno)
「4 Freestanding Walls」
<会期> 2026年10月30日(金)- 11月28日(土)
<会場> TARO NASU
<営業時間> 11:00-18:00 日月祝休
10月30日より、TARO NASUでは画廊初となるPhilippe Parreno個展を開催いたします。
近年では人間以外の生物を視野に入れた作品制作や観客を作品の一要素として取り込もうとする制作手法や、商業映画の領域への進出も彼の新たな活動として注目を集めている。また日本国内では2024年に箱根ポーラ美術館で開催された個展「この場所、あの空」や、岡山芸術交流2025「青豆の公園」における芸術監督としての活躍などが記憶に新しい。
今回の展覧会ではParrenoの代表的なシリーズのひとつであるマーキー(照明付きの看板型立体)に加え、同じく照明型の立体作品「Happy Ending」シリーズを展示。Parrenoの作品世界において重要なモチーフである「光」を用いて空間を構成する。またクリスマスツリーをかたどった立体作品も本展示の目玉のひとつといえるだろう。クリスマスシーズンに特別な意味と機能を託されるものの、その他の季節はただ虚しく輝き続けるモミの木の存在は、Parrenoが好んで主題として扱ってきたアイデンティティの揺らぎや時間、そして光の要素をすべて包含しながら、既成概念に疑問をつきつける。
Parrenoにとって展覧会は個々の作品の集合でない。それはファンタスマゴリーを現出させる空間装置であり、時間と空間の交差のなかで断続的に進行していくある種のナラティブであり経験である。Parreno自身はときに脚本家、編集者、指揮者としてその場に介在し、鑑賞者の知覚と現実の揺らぎを演出・目撃するのである。
TARO NASU(タロウナス)
https://www.taronasugallery.com/
東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル4F
tel:03-5786-6900
