EXHIBITION | TOKYO
「GODZILLA THE ART by PARCO vol.4 Curated by NANZUKA」
<会期> 2024年11月29日(金)- 12月16日(月)
<会場>PARCO MUSEUM TOKYO
<営業時間> 11:00-21:00 *原則無休(営業時間は渋谷パルコに準じます)
この度、NANZUKAは、PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)において、11月29日(金)から12月16日(月)の18日間、ゴジラ生誕70周年を記念したアートプロジェクト<GODZILLA THE ART>の第4弾として「GODZILLA THE ART by PARCO vol.4」のキュレーションを担当いたします。
2024年に迎える生誕70周年企画として始動した<GODZILLA THE ART>。1954年に劇場第1作が公開され今や世界的なアイコンであるゴジラはこの70年のなかで様々に常に変化表情を私たちに見せてきました。ゴジラには映画そのものが持つ独特の文化的影響力と、作品に込められた深いメッセージに起因しています。1954年に公開された初代『ゴジラ』は、ただの怪獣映画にとどまらず、核戦争や環境問題、現代社会の恐怖といったテーマを深く掘り下げた作品として、日本映画史においても重要な位置を占めています。この映画が描く巨大怪獣ゴジラは、人間社会の無力さや、自然災害の脅威を象徴しており、以降のゴジラシリーズは、そのテーマ時代ごとの社会的な文脈に合わせて変化させてきました。
1954年の『ゴジラ』では人類の敵として描かれていましたが、その登場は戦後の核兵器の恐怖や人類の過ちを象徴し、破壊的な力を持つゴジラは「自然の報復」として描かれました。しかし、時代が進むにつれて、ゴジラは単なる破壊の象徴から、善と悪の両方を内包する存在へと変化していきます。1960年代後半から1970年代にかけて、ゴジラは徐々に人類の守護者として描かれるようになりました。特に『ゴジラvsビオランテ』や『ゴジラvsモスラ』などの作品では、ゴジラが人間を守るために怪獣と戦うヒーロー的な役割を担うようになります。ゴジラは次第に人間の敵ではなく、地球を守る存在としての側面を持ち始め、しばしば他の怪獣や外的脅威に対抗するための守護者として登場するようになります。一方で、ゴジラはその力強さゆえに依然として「悪」の側面も持ち続けます。ゴジラがもたらす破壊は無慈悲であり、時には人間社会に対する警告として描かれることもあります。
「善」と「悪」の両面が共存するキャラクターとしての複雑さが強調されゴジラが地球の自然秩序を守る存在である一方、その存在が人間にとっては脅威となる矛盾した側面を持っています。このように、ゴジラは時代とともにその役割を変化させ、単なる破壊神から、人類の守護者としても描かれるようになり、善と悪を両立する存在としての深みを増していったのです。
ゴジラ映画は、娯楽作品を超えた総合芸術としての奥深い魅力を持ち、アーティストたちに創作のインスピレーションを与えてきました。本展覧会に参加するそれぞれのアーティストたちは、個別のゴジラ体験を持ち、それぞれの視点から自分の思い描くゴジラを形にしています。ゴジラがもたらした影響やインスピレーションは、アーティストによって異なり、その表現方法やメディアもさまざまです。今回の展覧会では、各アーティストがゴジラをどのように捉え、どのように創造的な解釈を加えるかを観ることができ、その多様性と独自性が一堂に会する貴重な機会となっています。
本展には中村哲也、佃弘樹、大平龍一、James Jarvis、HAROSHI、Oliver Payne、Jean Jullien、Roby Dwi Antono、 Stickymonger、TOKI、Pex Pitakpong、Julio Anaya Cabanding、安部貢太郎、村松佳樹そして浅野忠信が参加を予定しています。各アーティストたちは、それぞれに思い入れのあるゴジラたちを、様々な手法、メディア、スケールで独自の作品として制作します。
本展のキービジュアルを制作した中村哲也は、今回の作品について、次のように語っています。
「ゴジラを作り上げてきた先人たちに敬意を払い、慎重に試行錯誤を重ねました。凶暴で格好いい1964年ゴジラをモチーフにフォルムの美しさに焦点を当てて、私の持つゴジラのイメージを増幅させました。」
- 中村 哲也
その他、実際のゴジラ映画撮影で使用された『ゴジラ FINAL WARS』のゴジラスーツ立像、ジオラマも特別公開いたします。GODZILLA THE ART 開催記念の特別なゴジラフィギュア、展覧会オリジナルグッズも販売予定です。
*商品の詳細情報は、PARCO ART公式HPにて順次公開いたします。
本展を皆様にご高覧いただけますと幸いです。
NANZUKA(ナンズカ)
https://nanzuka.com/ja
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 4F
tel:03-5422-3877
