フィルムとデジタル
先日、ワールドカップ写真集すべて下版。
ハードカーバー約250ページ、厚さ約3センチというなかなかのものになった。
今回は写真家清水和良さんの、写真集でもある。
清水さんは、最近までずっとフィルムで撮っていた。
しかしデジタルに移行しないければ、ということになり写真集も最近の写真はデジカメである。
これは見ればすぐわかるのだが、フィルムのほうがより人間の目に近い。
デジタルはすべてがクリアすぎて、薄気味悪いところがある。
清水さんにきいたところ、各メーカーはフィルムには戻れないので、デジタルでいかにフィルムの味わいをだすか、という目標を掲げているそうだ。
レコードがCDに変わったことを、ある音楽評論家は単に容量がでかくなっただけで、それ以外いいことはなにもなかった、と言った。
デジタルカメラは、どう評価されるのだろう。
では、またー