EXHIBITION | TOKYO
「Fluid Cities」
<会期> 2026年8月29日(土)- 9月26日(土)
<会場> NANZUKA UNDERGROUND 2F
<営業時間> 11:00-19:00 日月休
この度NANZUKAは、Hive Center for Contemporary Art(蜂巢当代艺术中心)とのコラボレーションによる特別企画展「Fluid Cities」を開催いたします。本展は、北京、上海、重慶、成都、台北、東京の6都市を拠点に活動する、中華圏出身の若手アーティスト8名に注目するグループ展です。
近年、中華圏では、グローバルに展開する現代美術の本流への接続を目指す野心的で質の高い若いアーティストが多数生まれています。本展に参加する作家たちは、従来の地域性に特化した中華圏のアーティストとは一線を画した、新世代のアーティストたちです。
世界で最も長い文化史を持つ中華圏は、その歴史の中で多様な思想哲学や民族性、人々の往来、交流を通じて、複雑で重層的な文化を築き上げてきました。本展に参加する中華圏出身のアーティストたちは、そうした歴史的背景を共有しながらも、現在の若い世代固有の感性と解釈を基点に、新たな表現を生み出しています。本展では、彼らの多様な実践を通して、東アジア・中華圏におけるアートの継承と変容をあらためて見つめ直します。
「すべての作品は別れ(告別)である」と語り、時間やアイデンティティが再形成される聖域を象徴的に描くグオ・ヤーグアン(郭亚冠)。
古代や中世の遺跡にインスピレーションを受け、人類の文化の祝祭と不可避な破滅をテーマに据えるユナ・ユー(余曾巧)。
「都市における人と環境は容器と水の関係のようだ」という東洋哲学を引用しながら、都市と人間の湿度を描き出すホァン・クーウェイ(黄可维)。
20世紀の中国を代表する小説家・張愛玲(アイリーン・チャン)の文学世界に着想を得て、ドラマチックで神秘的な世界を描く、現在武蔵野美術大学日本画学科に在学中のリョウ・ゴゲツ(梁語月)。
カントの認識論を軸に、三次元と二次元の中間である「2.5次元絵画」を掲げるヤン・ボーウェン(杨博文)。
繊細な筆致で内面世界を描き、マクロとミクロの視点を並列させながら入れ子構造のコスモスを立ち上げるヤン・シンイー(杨歆奕)。
現実と記憶、想像が融解する世界を「リミナル・スペース」として捉えるチェン・ザーフイ(陈泽徽)。
そして、古代の神話や寓話のモチーフを取り入れながら、現代を生きる私たちの鏡として、幻想的で神秘的な肖像画を描くドゥ・イン(杜尹)。
古代や中世の遺跡にインスピレーションを受け、人類の文化の祝祭と不可避な破滅をテーマに据えるユナ・ユー(余曾巧)。
「都市における人と環境は容器と水の関係のようだ」という東洋哲学を引用しながら、都市と人間の湿度を描き出すホァン・クーウェイ(黄可维)。
20世紀の中国を代表する小説家・張愛玲(アイリーン・チャン)の文学世界に着想を得て、ドラマチックで神秘的な世界を描く、現在武蔵野美術大学日本画学科に在学中のリョウ・ゴゲツ(梁語月)。
カントの認識論を軸に、三次元と二次元の中間である「2.5次元絵画」を掲げるヤン・ボーウェン(杨博文)。
繊細な筆致で内面世界を描き、マクロとミクロの視点を並列させながら入れ子構造のコスモスを立ち上げるヤン・シンイー(杨歆奕)。
現実と記憶、想像が融解する世界を「リミナル・スペース」として捉えるチェン・ザーフイ(陈泽徽)。
そして、古代の神話や寓話のモチーフを取り入れながら、現代を生きる私たちの鏡として、幻想的で神秘的な肖像画を描くドゥ・イン(杜尹)。
彼らの実践は、文化芸術が地域や時代にとらわれることなく、常に変化し、広がり続けるものだということを雄弁に物語っています。それは、ネット上の体験を実体験と同列のものとして吸収していく身体感覚やアイデンティティを持つ現代の若者たちに共通する感性がもたらした表現とも言えるでしょう。地域性や民族性を超えて世界と接続しようとする若いアーティストたちの挑戦は、あらゆる閉鎖的な境界を超えていこうとする新しい世代のエネルギーを象徴しているかのようです。
本展のオープニングレセプションは、8月29日(土)17:00-19:00に開催いたします。なお、本展は1Fギャラリーにて開催されるジグセン・リュウによる個展「Stellar Axis」との同時開催となります。
本展を皆様にご高覧いただけますと幸いです。
NANZUKA UNDERGROUND(ナンズカアンダーグラウンド)
https://nanzuka.com/ja
東京都渋谷区神宮前3丁目 30-10
tel:03-5422-3877
